パソコン使用時の姿勢と歯の関係
最近、家庭でもパソコンをやる方がとても増えました。
しかしパソコンは便利ではありますが、注意をしないと体への負担がとても大きい道具といえます。
ノートパソコン使用時の姿勢は上図のようになりますが、目線が下になるためにどうしても前傾姿勢になります。さらに夢中になってきますと顔が画面に寄っていって、頭を前に突き出してしまう人もいます。
こういった体が前傾、頭が前に突き出した姿勢をしていると前に飛び出した頭を支えるために首、肩の筋肉が緊張して凝ってきます。いわゆる肩コリです。
首、肩の筋肉が緊張すると、それらと筋肉で繋がっている下アゴもまた、それらに引っ張られて後ろにずれてきます。すると、下の歯は下アゴの上に乗っていますから、上下の歯のかみ合わせもずれてきてしまいます。これは歯のトラブル、特に奥歯の痛みの原因となります。
パソコンはより高性能になり、より軽量化、小型化していますが、携帯性の良い小さなパソコンになるほど姿勢は悪くなっていきます。
ですから家でパソコンをするときは姿勢を良くするよう心掛けましょう。まず、残念ながらノート型はお勧めできません。
デスクトップ型でモニタを大きなものに、そしてモニタ画面を目の高さにしましょう。高さが足りなければ台を置くと良いです。モニタが見えにくいときは度の合ったメガネをかけて下さい。