セルフケアのすすめー健やかな毎日のために
 お口の中のトラブルというのは転んだ、ぶつけたなどの事故を除けば原因のほとんどは菌の感染そして皆様の日々の生活習慣にあるといえましょう。
   下の写真はいずれも50代の方のお口の中です。何が原因でこのような違いが起こるのでしょうか。
   
  
   
 
  トラブルが出てから歯科医院に行きますと多くの場合どうしても歯を削る必要が伴ってしまいます。
   歯を削ってしまえば二度と元通りに戻ることはありません。たとえ治療で治ったとしても風邪が治ったというのとはわけが違います。
   ちょっと大げさな言い方をすれば人工臓器を入れて修復したということです。
  
   そう考えますとトラブルを未然に防ぐこと、つまり予防に勝るものはありません。そして予防はもっともっとできるはずです。
   皆様にはぜひとも予防をがんばっていただきたいと考えているのですが、具体的に予防というと皆様は何を思い浮かべるでしょうか?
  
  「歯磨き」
  
  は皆様されていますね。
  「歯磨き」はとても有効な予防法ですが、もちろんそれですべてが防げるわけではありません。「しっかり歯磨きしているのに虫歯ができた」という方はたくさんいらっしゃいます。
   他に予防法として何があるでしょうか?
   それ以外のことはあまり情報として世の中に出回っていないのが現状だと思います。
   当院も独自に予防の研究及び情報収集をしておりますが本物偽物様々な情報が入り混じって飛び交っています。一部はテレビの健康情報番組や雑誌などで皆様のところに紹介されていますが、それも正しい情報ばかりではありません。誤った情報に振り回され逆に身体を悪くしてしまうことはとても悲しいことです。
   当院では入手した情報をさまざまな角度から検討し本当に患者さんに有用だと思われるものは積極的に提供していきたいと考えております。
   正しい知識を持って実践つまりケアをしていけば、もっともっと歯のトラブルは減らせるはずです。
   皆様ご存知のようにこれから日本は超高齢社会へ向かいます。より一層「自分の身体は自分で守る」ことが求められます。
    そういった意味でも、ぜひ当院の発信する情報を活用していただけたらと思います。 
